落書き

世界遺産にはたくさんの観光客が訪れます。
そのせいでしょうか、世界遺産にはいたずらで落書きをされているものがたくさんあります。
国によって落書きに対する考え方が違います。
イタリア人は落書きに対してはおおらかだと言われています。
日本人の大学生が世界遺産に落書きをしたということで、新聞やテレビで大々的に報じられたことがありました。
しかし、被害者であるイタリアではそれほど問題にはなっていなかったのです。
一般的に日本人は人の過ちを集中して攻撃する傾向があります。
大目に見るという姿勢がないのでしょうか。
それでは、世界的に落書きが多いのはどこでしょうか。
フィレンツェにあるサンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂には落書きが多いそうです。
また中国の万里の長城では自分の足跡を残すことが流行っているとも聞きます。
落書きではなく、石を削っている場合もあります。
実際にはそれを修復するためにはかなりの費用がかかるのです。
日本では法隆寺にも落書きがあります。
木の柱を削ってしまっていますから、現実には修復することはできません。
世界遺産だけではなく、昔から落書きというものは存在しています。
誰でもがいたずらをしたくなるということなのでしょう。
それを大目に見るかどうかは国民性の違いによります。
しかし、現実問題として落書きを取り締まることは不可能と言えます。
特に世界遺産は広大な地域や建物が登録されていますから、取り締まるすべがないのです。
世界遺産の保存する重要性を認識してもらうような地道な努力しかないということでしょう。



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